病気予防のポイント

去勢・避妊各種手術

避妊・去勢手術は、病気の予防にもなります。
若齢期に避妊手術をすると乳腺腫瘍の発生率が下がり、卵巣・子宮を除去することにより、 子宮蓄膿症などの病気が無くなります。
避妊手術により希望しない妊娠や発情に伴なう泣き声や発情出血が無くなります。
去勢手術を行うと、老齢期に多い前立腺肥大、会陰ヘルニア、肛門周囲や精巣の腫瘍の発生を防止できます。
絶対とは言えないものの、性格が穏やかになりスキンシップがやり易くなります。

歯石除去・歯周病予防

歯のお手入れは歯周病を予防する上で非常に重要です。
歯石はミネラルと細菌の塊で、硬くてこすったくらいでは取れません。
歯石は歯周病の原因となり、歯が抜け落ちたり、歯槽炎で頬から膿が出たりもします。
柔らかい歯垢が歯石になる前に、歯のお手入れで歯垢を取り除いてください。
歳をとってから歯のお手入れを始めようとしても、ペットは嫌がります。
乳歯が生えている頃から、歯を触らせることに慣れさすのが重要です。
成犬で歯を触らせない場合は、他の方法もありますので少しでも歯石対策をしましょう。

肥満予防

近年日本では肥満となる人々が増えていますが、それと同様に犬猫でも肥満が問題になっています。
多くの犬猫は個体差はあるものの、生後1年ほどで体長の伸びが止まると徐々に脂肪が蓄積し出し、年齢ととに肥満傾向が高まります。
肥満度が高まると運動量が少なくなり、より肥満になるという悪循環に陥ります。
肥満は、心臓病、糖尿病、尿石、皮膚病、関節疾患等の原因となります。
殆どの場合、犬猫は自ら食料を調達し食べているわけではないので、体重の管理は飼主の責任となります。
これに関係する重要なことがらとして、主食やおやつを与えたときに、 犬や猫が喜ぶ姿を見ることを飼主がとても嬉しく思ってしまうといことがあります。
この意味からすると、犬猫の肥満問題は、飼主の心の問題とも言えます。
体重管理は、給与フードの減量や繊維質を多く含んだフードや野菜の給与、軽い運動等によって行いますが、 体重削減中は空腹感を覚えるのでゴミ箱等をあさったりすることがあり、異物を摂取しないように十分な注意が必要です。
人間と同様に一度肥満になると、犬猫もなかなか体重を減らせないのが現状ですので、 飼主の心の問題も含め、若い時から肥満にならない生活習慣を身に着けることが重要です。
時々、あなたのワンちゃんネコちゃんを体重計に乗せてください。